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珈琲
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チョッケツアジア活動報告

2019.04.17

「珍しい産地の豆が多いですね」
と言われる機会が少なくありません。

タイ、フィリピン、ミャンマー、ラオス、中国雲南省、インド、ベトナム等々、 自分がここ数年でとりわけ注目してARiSEとしてプッシュしているのは アジア産のコーヒー豆です。 一般的にアラビカコーヒーというと中南米やアフリカ、アジアだとインドネシアがメジャーな産地ですが、近年ではいわゆる後発の産地やこれまで注目されていなかったエリアからも驚くようなクオリティの豆が登場しています。

ここ最近のARiSE COFFEEを知る人達には「やたらタイ推し」と知られていますが、 タイと関わりをもったのはおよそ4年前、実はわりと最近の話なのです。

4年と少し前の事。知人の紹介でアライズに来てくれた、現在では我々の盟友であるバンコクCoffeasのNisakorn氏がコーヒーに関する教育事業を始めたタイミングであり、縁あってそこに焙煎講習の講師として招いてもらったことからよりタイのコーヒーシーンに興味と関わりを持つことになります。

招いていただいた理由というのが今になって思えば実に嬉しいもので「おまえの焙煎はタイを始めアジア産コーヒー豆の特性を引き出し活かしている」との主催者の評価から「選抜した生徒にその基礎を教えて欲しい」という依頼でした。

そのあたりの時期から東京とバンコク、コーヒー豆や人の行き来が加速、タイのコーヒー関係者とのつながりが広がっていきました。

タイ王国万歳!

そして、バンコク開催のコーヒー展示会「THAILAND COFFEE FEST」への参加などを経て、よりアジア諸国と直結すべく活動を続け現在に至ります。

この展示会はアジア産豆の現在を知るのに非常によい機会でもあります。
我々もこの国の同業の友人やお客さん達とも共有したいアジア産コーヒー豆をここぞとばかりに持って行くわけです。

印象的だったのはARiSEとしても以前から関わりを持っているフィリピン・ミンダナオ 島のコーヒー豆が展示会運営の方の目にとまり「公式の全体カッピングで共有したいので売ってほしい」と申し出があったりもしました。 沖縄でコーヒー栽培をしているアダコーヒーの徳田夫妻(本気リスペクト!)のように 例外こそあるものの、自国でのコーヒー栽培は環境的に厳しい日本人である我々が、好きで関わって応援する他国のコーヒー豆を広く紹介していくのも良いものだな、と感じる瞬間です。単純に自分が好きなコーヒー豆の味や関わる人達を知ってもらうきっかけになれるのが嬉しい。


*Coffeas×ARiSE タイ+日本混成チーム

しかしながら一般的な方々の知名度はまだまだで 「え?タイの豆!?タイって作れるの?」 と実によく訊かれます。また、コーヒー好きでかつてまだクオリティがスペシャルティグレードには遠かった頃のタイ産豆の味の印象から敬遠している人にも飲んでもらいたい豆が現在では沢山あります。

大手商社の百戦錬磨のコーヒー豆バイヤーにブラインドで試飲してもらって 「これパナマのそれなりのものだって言われても信じますよ!」 と、思わずガッツポーズが出るコメントをもらうことだってあります。

そして、先月はバンコクのレディースシューズのセレクトショップ「Shoes Republic」にて2日間ポップアップショップを催しました。

元々の知り合いや、清澄のアライズに来てくれた事がある人達に限らず 多くのタイ人やバンコクで会社やお店を経営されていたり駐在されている日本人、 外国籍の方々にも沢山来ていただきました。

今回のポップアップではシングルオリジンのラインナップにタイ産コーヒー豆を加えて、実際に試飲してもらうことで、日頃「タイの豆はいいや」とスルーする人達や、日頃からShoes Republicを利用される感度の高い方々にも

「おれの大好きなタイコーヒーはこんな味なんだぜ!」

解ってもらおうと鼻息を荒らげて臨んで参りました。

ARiSE COFFEEを代表する銘柄にドミニカ共和国産の「PRINCESA WINEY」という豆があります。イチゴや赤ワインを想起させる独特かつ華やかな香りと味わいのこのドミニカワイニーはこの4年ほど一番人気を継続しています。

個人的に上記ドミニカと並べても遜色無いと思っているタイ北部ランパーン県産のコーヒー豆を、清澄やバンコクの展示会でドミニカワイニーを賞賛してくれる方々に並べて飲み比べてもらうことで「おっ、タイもやるじゃん。こんなフルーティーなのもあるんだ!」と知ってもらう良い機会となりました。日本から来た自分がタイの人達にも近年のタイコーヒーの良さを伝える、これもまた我々のチョッケツアジア活動の一環です。

これまでもこの先も、自分が手を加えられる焙煎という工程を通じて産地や農家に対するリスペクトを表明できたら、こんな嬉しいことはありません。

それではまた!!

 

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