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お酒
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「第一夜」

2019.07.23

バーテンダーという職業に就かせて頂き、15年が経ちます。

見習いの頃に、お客様より伺った「酒場は何の為にあるのか」という言葉は、今でも志となっているのですが、それについて考える時期がありました。

少量だと気つけ薬の様な役割を持つお酒。大量だと毒にもなるお酒。二日酔いにでもなった日には「もう二度とお酒を飲むまい」と思うものの、夕方にもなれば前日のお酒は抜けて「さて飲みに行こうかな」と真逆の発想になる。

全ては酒場のせい??

 

BAR橋で毎日ビールを一杯だけ飲んで帰られるお客様がいらっしゃいます。
「太田くん、いつも一杯でごめんね」
いやいや、とんでもない事です。

銭湯の様に足を運んで頂ける事が、とてもありがたいと思っておりました。

ある時、そのお客様が帰り際にこうおっしゃったのです。
「太田くん、人格は昼に作られるけど、人生は夜作られるからね。ではまた」

そうか……。酒場とBar Manはその方の“人生”に登場する大事な大事な役割なのだ。

サム・エルソンという名作家の文に「神が人間に幸せを与えてくれる場所は教会である、しかし人間が創ったものの中で良き酒場ほど多くの人に幸せを与えるものはない」とあります。

僕は「バーほど素敵な商売はない」と胸を熱くする次第でした。

さて、そんな熱い夜にはBAR橋一番人気のカクテル“モヒート”はいかがですか。

 

ヘミングウェイが愛したキューバ発祥のカクテル「モヒート」。語源はスペイン語のmojar (濡らす)。BAR橋では濡らすどころかジャングルスタイルでご提供させて頂きます。
過去最悪なコレラがハバナを襲った時には“医療目的”で飲まれていたモヒートですが、時を経てBARでは“癒しの薬”になっているとか。
いずれにせよ、薬もまた飲み過ぎには注意ですね。

ではまた今夜。

 

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