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きちんと情報を選別して編集されて
ブランディングされているものがいい

山田 誰もが情報を収集しながら、いい情報かどうかも実はわかっていないかもね。

近藤 そういう意味では雑誌しかり共感できる媒体の存在って大事ですよね。独自の視点で編集されているものはいいなって思います。

山田 雑誌がきちんと編集されて、いいものだけが掲載されていたような時代に戻るんじゃないかな?

近藤 ネット上だと不要な情報って多いですもんね。

山田 確かに。スマホで情報を取るのが、義務みたいな感じもするしね。

近藤 編集の力が今、また試されているというか……。

山田 そうだよね。そういう意味では麻由ちゃんは、※『RUBYPAPER』をつくっているけれど、どんなスタンスでやっているの?

近藤 アートディレクターとして、たくさんの素晴らしいクリエイター仲間とチームワークで作業して行く中で、仕事とは違ったスタンスで自由な作品を発表できる場があったらいいなと思って始めたんです。アートディレクターの仕事って、まずクライアントがあって、そこにいろいろなスタッフや物事が関わるので、それぞれのバランスを細かく調整しながらひとつのめざす方向性(絵)をつくっていくための、交通整理係みたいな部分があるんです。『RUBYPAPER』は仕事ではないので、自分の今の気分やカルチャーの融合とかを大切にしながら、もっとユルい感じでつくっています。

『RUBYPAPER』※DIYながらきわめてクオリティーの高いヴィジュアル誌。近藤さんが不定期で発行している。

プロフィール

右)近藤麻由 MAYU KONDO
アー トディレクター、DJ(PUNKADELIX)。フリーランスのアートディレクターとして、 主にファッションブランドやCDジャケットなどのヴィジュアル撮影のディレクション、 グラフィックデザインに至るまでのトータルワークを手がけ、国内外で活躍。 2010年より自身によるインディペンデント誌『RUBYPAPER』を発行。PUNKADELIX名義でのDJとしては、 Techno・Houseをベースに幅広い選曲で独自の”DARK&POP”サウンドを展開。東京をベースに幅広いシーンにおいて音楽活動を続けている。
左)山田千恵 CHIE YAMADA
DaBクリエイティブディレクター。1995年DaBのオープニングメンバーとして参加。以後サロンワークにおいて中心的なデザイナーとして活躍。業界誌などのオリジナリティある作品には定評があり、また、さまざまなジャンルのアーティストのヘアを手がけている。
ロケ地協力
HEARTY
東京都代官山町11−12ヒルズ代官山1F
http://www.hearty-daikanyama.com

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