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LIKE IT! HAIR CATALOG JP THE ERCOMMENDED VOL.27 aoki yuri

思い出とともに残るアクセサリーを

お気に入りのアクセサリーをつけていると、いつもより女性らしさを意識するようになるという人も多いはずです。HEAVENSのスタイリスト・YURIさんにも、日常をちょっとスペシャルにしてくれるアクセサリーブランドがありました。それは、YURI AOKI。コットンパールの新しい魅力に出会えるブランドです。

ドレスアップしたときにも、カジュアルのときにも、どんなスタイルにも。コットンパールの持つ独特の質感ゆえの魅力です。

挫折、出会い、好きの要素が絡み合って誕生

コットンパールが個性的に並んだイヤリングやヘアアクセサリーの数々。そのコンセプトは“細胞分裂”だというYURI AOKIさん。
「実は、私は学生時代、バスケットボールをやっていました。かなり本気にやっていて、県大会などにも出場していました。ところが、アトピー性皮膚炎が悪化して体調を壊してしまい、バスケットボールをすることにドクターストップがかかってしまったのです。そのときは、まさに絶望でした。そしてなぜかそのときに“細胞”について考え、興味が深まっていきました。その経験から生まれたのがこのテーマです。
コットンパールは、比較的新しい素材で、出会ったときに、私の素材はこれだ! という確信がありました。イヤリングは耳たぶにつけるものという概念から逃れ、イヤカフとしてなど、耳たぶ以外にもつけられるものをつくりたかったのです。その場合、穴をいろいろな方向からあける必要があります。本物のパールだと、素材が硬いため穴をあけるのがとても難しいのですが、コットンパールは、やわらかいので自由自在に穴をあけることができ、加工がしやすく軽いのです。軽いアクセサリーのほうが、つけやすいですよね」

さらに、もともと球体が好き。ただ球体は、ひとつではデザイン性はないけれど、並べることによってデザインとなる。それらの要素がからみあい、現在のYURI AOKIが誕生したのです。

アクセサリーデザイナー YURI AOKI

今でこそ、イヤカフは知られている存在ですが、その前から、耳たぶ以外にもつけられるイヤリングを提案していたYURI AOKI。

クリエイティビティを刺激しあえる友人の大切さ

YURI AOKIさんとスタイリスト・YURIさんの出会いは、YURI AOKIさんが現在のスタイルを確立する前だったという。YURI AOKIさんが、デザイナーデビュー間もないころ、まだデザインだけでは生活ができず、百貨店の催し物会場で知り合いのブランドのブースのお手伝いをしていたところ、エスカレーターから下りてくるおしゃれな女性に目がとまり、声をかけた。それがスタイリスト・YURIさんだったのです。
「一瞬びっくりしましたが、同じYURIたっだこともあり、意気投合。それ以来、クリエイティビティを刺激しあえる大切な友人となりました。彼女の作品作りに対する想いを、とても尊敬しています」とスタイリスト・YURIさん。
「私は、仕上がりのイメージでヘアアクセサリーをつくっていますが、ヘアのプロから言わせると、こっちの方向ではなく、逆の方向にピンが向いていたほうがつけやすいなど、(スタイリスト)YURIちゃんからのアドバイスが、作品づくりにとても役に立っています」。
分野は違っていても、感性を刺激しあえる友人がいるということは、人生の宝物。そんなことを、証明してくれている2人のYURIさん。

左:アクセサリーデザイナー YURI AOKI /  右:HEAVENSスタイリスト YURIさん

YURI AOKIのウエディングラインでも人気の高いヘアアクセ。品さのあるコットンパールは、和装にもフィット。和装ウエディングを華やげるヘアアクセサリーとしても大変注目されています

作品に込めた思い

「アクセサリーブランドって、本当にたくさんありますよね。だから、他とは違うものをつくっていきたいという気持ちは、常にあります。と同時に、長く大切にしているアクセサリーというのは、必ず、いい思い出とセットだということに気がついたのです。特別な人からのプレゼントだったり、素敵な時間を一緒に過ごしたアクセサリーは、ずっと大切に使う。けれど、特にそのような思い出のないアクセサリーというのは、つけなくなってしまったり、なくしてしまったりするものだと思うのです。だから、YURI AOKIのアクセサリーは、いい思い出とともに歩んでいってもらえるよう願いを込めてつくっています」

現在、Web Storeをメインに、受注会や販促イベント、セレクトショップ等で販売中。素敵な思い出とともにあるアクセサリーとして、あなたとともに歩んでいってはいかがでしょうか?

aoki yuri

aoki yuri  http://aokiyuri.com

2005年大阪文化服装学院・ファッションビジネス科卒業。第一次森ガール世代の時代に、アンティークレースを使った“着ることのできないハンドメイドドレス”を発表、注目を集める。2012年より“細胞分裂”をコンセプトに、コットンパールを使ったアクセサリーラインをスタート。現在、京都を拠点に活動中。

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