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コラム > 表紙撮影後記 > 2022年6月担当 Legare 木村 重成
撮影
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2022年6月担当 Legare 木村 重成

2022.06.02

 毎度のことながら今回の撮影もアクシデントというか、たくさんの問題が起こりました。

基本的に何をやるにしてもアクシデントというのはつきものだと考えているのですが、今回のスケジュールがタイトな事もあり、予定していたモデルさんたちが直前で難しくなってしまうという撮影をやるに置いて一番見舞われたくないアクシデントが起こってしまいました。

幸い、なんとかモデルさんは確保したものの、初見のモデルさんだったりで想定外の事もあり……
「準備が全て」と普段から思ってはいてもカバーし切れることとしきれないものがあるなあとつくづく勉強になりました。

そういったアクシデントやタイトなスケジュールにも快くお付き合い頂いたカメラマンの松山さん、モデルさんたちには感謝しかありません。
今回の撮影は最近スタッフとのカラーのコラボを作品として推しているのもあり、カラーデザインとファッションを見せていきたいと考えました。
モデルさん二人が、全くタイプが違うのでその対比を面白く見せていけたら…なんて考えていたのですが、僕の力不足もあり、そこまではできず仕舞い...今後の課題となりました。
カラーリングもスタッフへ新しいカラーの挑戦もしてもらったのですが、うまいこと見せれたかどうか……

悲観的なことばかり並べているようですが、これもいつもの自分です。
反省点を探して見つけては次への対策を考える。
すぐに活きてくることもあれば、思いもよらない場面で活きてくることもあります。
そうやって丹念に少しずつ少しずつ積み上げていくものが、自分の底力になり、瞬発力や引き出しになっていくものだと思います。

僕は自分で写真を撮ったりすることもあるのですが、今回みたいなコラボや撮ってもらったりすることも大好きです。
コラボでの撮影自体が楽しいということもありますが、自分の中にないものが生まれることで自分の引き出しが増えたりするからです。
今回の撮影も今までの自分にはないような作品になったと思います。
マンネリ化したりする時は「違う色を足していく」
いきなり上手くは行かないものですが、新しい自分が少し見えたりすることがあるので定期的にやることをおすすめしますし、自分も心がけています。

「タクシードライバー」の映画監督マーティン・スコセッシの「一番クリエイティブなものは一番オリジナリティなものである」という言葉をご存知でしょうか。
いろいろな撮影を体験し、モデルさんを選び、見せたいことを考えてゆく。
一つ一つはどこかで見たことのあるものでしかありませんが、それらが自分の中で熟成されて醸造されたとき、自分ならではのオリジナリティが生まれます。

「今のトレンド」や傾向と対策的な作品撮りも悪くないですし、結果を求めるなら大事なことだと思います。ですが、そういった作品づくりは大抵飽きてくるものだと思います。
「こんなことしたら楽しいかも、こんな感じの衣装の着せ方面白いかも。次はあんなことをやってみよう」そんな自分がワクワクするような面白そうな事を形にしていく。
そんな作品作りも楽しいし、そこで思考すればするほど自分の中で熟成されると思います。

今年、僕は43歳になります。まあまあのおじさんです(笑)
ですが作品作りを始めて15年の今、一番楽しんで撮影をしていると思っています。
忖度なしの “自分の好きを形に”
そういう撮影を自分も心がけ、スタッフ達にも伝えていけたら、そんな想いで次の撮影に向けて常に思考しています。

何かしらのきっかけでこのコラムを読んだ方もぜひ、「楽しんで作る」を忘れないよう、作品作りに取り組んで行っていただきたいと思います。

Legare 木村 重成

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